フィーブル渓谷(観光地)
決戦の地
(画:久織えにる)
科学と文化の融合を御照覧あれ!
(画:フィーブル)
能力
L:観光地 = {
 t:名称 = 観光地(施設)
 t:要点 = 観光地
 t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *観光地の施設カテゴリ = ,,,国家施設。
  *観光地の位置づけ = ,,,生産施設。
  *観光地の面積 = ,,,3000m2。
  *観光地の資金収入 = ,,条件発動,(生産フェイズごとに)資金+15億。
 }
 t:→次のアイドレス = お祭り(イベント),郊外ファームタイプの遊園地(施設),大観光地(施設)
 t:→次のアイドレス(AD) = リゾート地(施設),カジノ(施設),航空機・MEIDEA2の開発(イベント),羽妖精(職業)

設定
 フィーブル国のおみやげ物屋は国民が開いているものと、外から来た行商人が出しているものの2種類がある。割合は6:4といったところ。
 外国の商人が出しているおみやげ物屋というのは露天商のようなもので、土産物といってもフィーブル国に由来するものはほとんどない。
 今までフィーブル国が観光に力を入れてこなかった事もあり、便乗する形で余った交易品などを観光客に売っているのだ。
 なぜ、フィーブル国が観光に力を入れてこなかったかというと、辺境の小国であり港が整備されるまでは厳しい砂漠の道を辿ってこなければならなかったのと、採掘される資源を用いた重工業主力の国であったので商人しか訪れることがなかったのだ。
 立派な港が出来てからは船に人と物の動きも活発になり、徐々に観光が目的で入国してくる人も増えてきている。

 フィーブル国には観光向けのガイドというものも少ない、どちらかといえば商人が砂漠を通過するための案内役という意味でのガイドの方が多かった。
 すでに述べているように我が国において観光というものが重要視されていなかったというのも大きな理由だが、もう1つ、理由がある。
 ガイドがいなくても十分、国内を観光できたからである。穏やかでのんびりとしたお国柄であるため、道で偶然行き交った国民にちょっと声をかけるだけで大体の場所には案内してもらえるのだ。ガイド役に夢中になって気がついたら1日が終わっていたなんて事もままある。町内ネットワークを活用してとっておき穴場にも連れて行ってくれるのである。

 …そんなフィーブル国の観光業界ではあるが、今おおきな転換期を迎えようとしていた。
 対アウドムラの決戦地がここフィーブル国になったからである。小国であるため当初は国の存続さえ危ぶまれたが、終わってみれば聯合陸軍が大活躍し多大な戦果をあげ、勝利することが出来た。
 戦闘が一段落した後、抜け目のない商人たちは同地を観光地に出来ないかと動き始めた。
 これに、資金や物資の備蓄に不安があった国が食いついたから国をあげた一大事業となったのである(笑)

 この試みは大きく分けて3つの柱をもってスタートした。1つ目は中心区の開発、2つ目に砂漠に点々とする古代遺跡群。3つ目に本命としてアウドムラ決戦の地となった渓谷周辺である。
 中心区では前々から一部、一般公開されていたフィーブル城や歴史資料館が大々的に宣伝された。それに合わせて港区でもホテル・フィーブルがリニューアルされ、臨海タワーにも新たにテナントを誘致した。
 砂漠方面ではすでに発見されている遺跡を観光客にもみてもらえるよう整備され、まだ眠っていると考えられる古代遺跡の発見に力が入れられている。
 渓谷には休憩所やみやげ物屋が建てられ、アウドムラ焼き・アウドムラキーホルダーなどが地域限定販売される予定である。他にも藩王設計アメショーの流用プラモ・パーカー印クッション・パーカーぬいぐるみなどが販売される。
 フィーブル藩国内の方も紅葉国の紅葉ルウシィ藩王を初めとした、北海島迎撃戦参加者を称える記念碑だけは訪れてもらいたい。感謝の気持ちを忘れずに。

 その他「アウドムラ決戦の地を巡る半日ツアー」といったイベントも企画されており、目玉はアメショーを実際に出したアウドムラ戦再現デモショーとなっています。ぜひぜひ、奮ってご参加下さい。

(文:赤松遠心)

おまけ:あうどむら焼き
あうどむら焼き御徳用・十種あんこ味セット・ばら売りもあり
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