エンジニアパイロット(西国人+整備士2+パイロット) |
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(画:フィーブル) |
体格 | 筋力 | 耐久力 | 外見 | 敏捷 | 器用 | 感覚 | 知識 | 幸運 | |
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西国人 | 0 | -1 | 0 | 0 | +1 | +1 | +1 | 0 | 0 |
整備士2 | +4 | +3 | +4 | +3 | +3 | +5 | +5 | +5 | +4 |
パイロット | -1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | +1 | +1 | -1 |
合計 | 3 | 2 | 4 | 3 | 4 | 6 | 7 | 6 | 3 |
RD | 1.72 | 1.44 | 2.07 | 1.72 | 2.07 | 2.98 | 3.58 | 2.98 | 1.72 |
特殊 |
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*整備士2の職業カテゴリ = ,,基本職業アイドレス。 *整備士2の位置づけ = ,,整備系。 *整備士2のみなし職業 = ,,<整備士>。 *整備士2の整備行為 = ,,整備行為が可能。#整備評価:可能:(器用+知識)÷2 *整備士2の整備補正 = 歩兵,任意発動,整備、評価+5、燃料-2万t。#整備評価:可能:((器用+知識)÷2) *パイロットの職業カテゴリ = ,,基本職業アイドレス。 *パイロットの位置づけ = ,,パイロット系。 *パイロットのパイロット資格 = ,,搭乗可能({I=D,航空機,宇宙艦船})。 |
設定 |
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この国では純正のパイロットというのはあまり居ない。殆どが整備士上がりである。というのもこの国は当初、戦闘用のアイドレスを有していなかったのだ。せいぜいが地下、海底資源の掘削、運搬用に使われていた程度である。 しかし、そんなこの国の資源を巡り、何度も戦いが起きた。その時小国で人員不足であるがゆえにアイドレス運転手や志願兵に続き、整備士達も戦闘用に改造したアイドレスに乗り、この国を守るため出撃していったのだ。そしてその整備士上がりのパイロットは結構な戦果を出す事に成功した。整備士上がりは予想外に強かった。 この様な経緯で、この国のパイロット史が始まったため、まずこの国ではパイロットになりたかったら整備士になるのが通例と成る。整備士から見所のある者、勇気のある者がパイロットとなるのだ。 しかしまあ、やっぱり整備士メインなので、この国のパイロットには体格に恵まれていたり、力が強かったりするような、一般的に人がイメージするような軍人がほとんどいない。というかヘナヘナで、ちょっぴりゆったりで、運が悪かったりする。パイロット失格と言われても仕方の無い状態である。しかしまぁ、絶望のどん底に突き落とされても、それを受け入れ、それが嫌だと思い、努力するのがフィーブル国民である。 整備士上がりのパイロットの腕は当初、酷かった。その酷さは、倒れるために立ちあがると言われる程だった。毎日、どこかしら壊れる機体。パイロットは整備士に戻り、毎日修理に励む。操縦時間より整備時間の方が長い時もザラだった。 しかし、それが思わぬ成果を生む。自分の機体を自分達で修理するという事は、自分のクセがどのように存在するのか、自分が足を一歩踏み込むとそれが機体においてはどういう動きをするのか、否応無しに身に付く。つまり自分の体以上に機体の体を知り尽くしていったのである。更に自分がパイロットでもあるので、パイロットが戦場で望む事も同時に理解し、効率の良い整備を行なう事ができた。 また、彼らは勤勉であった。根が整備士であるので、戦術の教科書を読むも整備の知識の教科書を読むも同じ。人が努力に努力を重ねて余分な物をこそぎ落としていった基礎をしっかりと身につけた。それは型を知っているが故に、型破りな戦術を彼らに与える礎となる。 そして感覚の鋭さという思わぬ贈り物もあった。厳しい自然環境が生存の為の感覚の鋭さを養っていたのだ。 こんな風に変遷を辿ったこの国の機械好き達は、今日も運の悪さに負ける事なく、努力を重ねているのである。 (文:でかあさ) |