西国人
フィーブル藩国の民・男性 フィーブル藩国の民・女性
(画:スピーカー)
交易路 涼しい家
(画:フィーブル)
フィーブル港
(画:スピーカー)
蜃気楼
オアシス
(画:戯言屋)
体格筋力耐久力外見敏捷器用感覚知識幸運
-1+1+1+1
特殊
*西国人の人カテゴリ = ,,基本人アイドレス。
*西国人の燃料変換 = ,,(生産フェイズごとに)燃料+1万t。
*西国人の資源消費 = ,,(生産フェイズごとに)資源-1万t。
*西国人のイベント時食料消費 = ,条件発動,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-1万t。
設定
 国民は人と猫人と猫が大まかに見て4:3:3の割合で暮らしている。人と猫人の大部分に共通する特徴は日焼けした浅黒い肌と対照的な灰色の髪だ。
 だが、例えば見た目が犬顔で金髪で黒目の様な者がいたとして、そういったものに偏見が有るかと言えば、そうでもない。自分達の生活と心を乱されなければ、どんな見た目であろうと、どんな言葉で喋ろうと、そこにいる事を受け入れる位に鷹揚であった。
 口汚い者は「余裕があるからこその行動」とも言う。だが、そんな事はなく、いつでも優しくあろうと努力する人々であり、一方で自分に余裕が無ければ施しを出来ないような者は、どんな時だろうと余裕を持とうと努力している。
 一方、猫の方はというとカイザー王を慕って様々な猫達が様々な所からやってきており、万国猫博覧会を開ける位には色々な種族がいた。まぁ種族なんぞどうでも良いかーというのが本音だ。それがたとえ犬の姿をしていようと、魂が猫なら彼らには猫なのだ。それぐらいには鷹揚であった。

 穏やかでのんびりとした御国柄であるためか、人も猫人も猫も昼寝が大好きだったりして、この国では大して性格的にも差が無い。このため種族間のミゾも無いに等しく、扱い的にも得意分野を生かす程度でそんなに変わらない。厳しい環境から生まれた「みんな一緒に頑張ろう」の精神が生きており、お隣さん所か町内全てとお友達なんていう事もザラである。
 そして、彼らのゆったりペースで商いの方をやるかといえば、それはイエスだったりする。そんな事で商売が成立するのかと心配にもなるが、「ゆったりペースのお蔭で安心して買い物が出来る」と、この国の商人の評価は決して低くない。だが、そのゆったりペースを利用して詐欺などは考えない方が身の為だろう。ゆったりペースの安心ペース。そしてそれは商人のペース。騙している方を、騙し返して追い返すなど、この国の商人たちにとっては日常茶飯事だったりするからだ。

 この国も砂漠に存在する国の例に漏れず、服装は一見すると暑そうな日焼け対策の施されたものだ。これは夜は見た目通り防寒具ともなる。日中、外出しない場合は薄地の風通しの良いものを着用しており、外出時はこの上に日焼け対策の上着を着るのが普通である。
 (文:でかあさ)
このエントリーをはてなブックマークに追加