タイトル | : #EV171結果(後編) |
投稿日 | : 2011/05/14(Sat) 18:32 |
投稿者 | : 戯言屋@フィーブル新聞社 |
# #前編からの続きになります。
# http://feebleclan.sakura.ne.jp/sinbun/news.cgi?no=1516&reno=1462&oya=1462&mode=msgview&page=0
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# ▼B班のゲーム 目的:皇帝竜と交渉して世界を滅亡させるのを待って貰う
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# ・EV171 ゲームログ(3) B班のゲーム
# http://miyabi.vis.ne.jp/ad/adiary.cgi/idress/Ev171%a1%a7110513
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# 他の世界が滅亡するのを防ぐために、ニューワールドを滅ぼそうとする神々とドラゴン達。
# プレイヤー達はドラゴンの皇帝である皇帝竜と交渉を行い、現状を解決するための時間としてリアルタイムで一月の時間を稼ぐのが目的です。
# 宰相府藩国の秋の園の龍神池から移動したプレイヤー達と皇帝竜との話し合いが始まります。同時に、共和国の上空を迅雷という名のドラゴンが旋回を始めます。
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# 芝村:ここは、秋の園、龍神池の前だ。皆は立っている。
# 芝村:ペンギンは煙草を吸おうとしてやめた。
# 白石裕:(心落ち着けて深呼吸)
# 海法:「今日はよろしくです。師匠」
# ペンギン:「いくぞ」
# 海法:「いきましょう」
# 白石裕:「はい」
# 高原:無言で頷きます。
# ペンギン:「前回は最初に入った奴だけだった。どう入る?」
# 海法:「ロッシさんに最初にいってもらうのがいいですかね」
# ロッシ:「うん。いってくる。海法さんよりましだ(ぼそ)」 ロッシはペンギンつかんで落ちた。
# 海法:「それもそうか」
# 海法:紹介してくれるだろうから、しばらく待って飛び込みましょうか?>皆の衆
# 高原:時間の流れ違うから、どうなるかわかんないっすよ>あっちとのあれ
# 芝村:何時飛び込んでもいい。
# 海法:10数えて飛び込みます。
# 白石裕:念のため周囲を警戒しつつ 特に問題なさそうなら続きます。
# 高原:じゃあ、殿で。
# 芝村:飛び込んだ。真っ赤な夕焼けの中にいる。巨大な竜が、ゆっくり姿を見せた。
# 海法:頭を下げます。「お邪魔します」
# 白石裕:礼をします。 「はじめまして」
# 高原:「どうも、初めまして」 一礼。
# ロッシ:「これで、全員です」
# 芝村:皇帝竜は少し頷いた。
# 皇帝竜:「さて。是空がいないようだが、君たちが代表かね?」
# 海法:「はい」
# 芝村:皇帝竜:「話を聞かせて貰うか」
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# ・5月13日 NWCログ 22:45 同時刻。NWCでの芝村さんの発言
# 芝村:迅雷と呼ばれる真っ白なドラゴンが共和国を旋回している。
# http://cwtg.jp/nwclog/2011/5/13.html
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# 皇帝竜との会話が始まります。緋璃・ロッシさん(AI)と海法さんによって、
# シオネの円環(絶技)を使える人物がいるため、魔力が増え続ける現状をどうにか出来ると説明をするものの、
# しかし皇帝竜は「その絶技の使い手は途絶えている」として信じない模様です。
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# ロッシ:「はい。どこから説明をしましょうか」
# 皇帝竜:「時間を延ばす方法が、いくつもあると思えないが」
# ロッシ:「シオネの円環というものを、ご存じでしょうか」
# 皇帝竜:「その絶技はよく知っている。だが、その絶技は途絶えた。使い手はもはやいない」
# 芝村:ロッシは海法を見た。
# 海法:「一人おります」
# 皇帝竜:「シオネの血脈は耐えた」
# 海法:「私と、昨日参った是空とおるを父と仰いでくれる子で、今、それを是空とおるが探しにいってまいります」
# 海法:「コゼットあるいは海法紀子と名乗っています。青にして竜胆といったほうがよいのでしょうか」
# 皇帝竜:「青ではシオネの円環は使えない」 皇帝竜は困った感じだ。
# 皇帝竜:「残念だった」 皇帝竜は消えた。
# ペンギン:「待て。最期まで説明を聞いてやれ。そう長くはない」 ペンギンは海法を見た。
# 海法:「ありがとうございます」
# 海法:「青で絶技が使えない理屈はよく知りませんが、私が見た時は、使っていました。その時は「万物の調停者のまたものたる 竜胆の我は」と言っておりました。
# 皇帝竜:「青が使える絶技は少ない。その報告は嘘だろう」
# ロッシ:「嘘ではありません。海法さん、なんか、竜が分かる説明ない?」
# 海法:「シオネの円環は、シオネ自身か、それに連なるものではないと使えないという理解でよいでしょうか?」
# 芝村:皇帝竜はうなずいた
# 海法:「竜胆は、今代のシオネである青の青、青の厚志に仕えるものです。その許可を持って使えるのではないかと思っております」
# 皇帝竜:「それはない。もう少し、ましな嘘であればと思う」
# 高原:「ペンギン、円環ってリンの絶技なんで?」
# ペンギン:「そうだ」
# 高原:「つまり、リンの血を引いて後、ガンプとなったなら使えたりします?」
# 皇帝竜:「それはない」
# 芝村:ペンギンは難しい顔をしている。皇帝竜は消えた。
# 白石裕:「シオネの血を、ひいていればよいのですよね」
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# ゲームのシーンが切り替わる最中に、緋璃・ロッシさん(本人)がゲームに合流します。
# この時点でA班のプレイヤー達も合流したものの、ゲーム的には時間の誤差があり、A班やコゼットさんがいない状況で交渉は続けられます。
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# 芝村:周囲の映像が切り替わった。真っ赤に燃える大地が見える。
# 芝村:赤い大地が映っている。各地で木々が燃え始めている。地面を割って何かが出ようとしているようだ。
# 芝村:ロッシは接続し直した。目が開いた。まだ是空達は姿を見せてない。到着するのはリアルタイムで2330だ。
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# ペンギン:「声は聞こえていると思う。いけ」
# 緋璃:「待ってください。ええと、では彼女がいた時間を指定すれば、あなた方が確認することは出来ますか?」
# 緋璃:「さすがに私たちもこの場面で嘘を言うほど馬鹿じゃありません」
# 皇帝竜:「時間跳躍はできない。時間遡行を覚えられたら、全ては終わる。それだけは容認できない」
# 緋璃:「既に世界はそれを許容できない、と。えーと、ではデリケートな話題になりますので、私や海法さんの記憶を確認することは?」
# 皇帝竜:「言いにくいことかね。それは。私は、記憶を探るのは、デリケートなことだと思っている。どちらがいいかは、君たちにもわかるだろう」
# 緋璃:「見ていただくのが一番早いし信頼置けるかとも思いましたが。ええと彼女は、先代のシオネのクローンとして第5世界で生を受けた、と聞いています」
# 緋璃:「クローンがいいことかどうか、私にはなんともいえません」
# 緋璃:「ですが、彼女は是空さんや海法さんとの親交をもち、普通の女性として暮らしていた、とおもいます」
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# 皇帝竜:「………墓所を暴いたのか」
# 芝村:空間が揺らいだ。呼吸が苦しくなる。怒りの波動が世界を揺るがせている。
# 芝村:皇帝竜が浮かび上がった。口から光を漏らしている。
# 皇帝竜:「死者の尊厳を冒し、そうまでして生きようとするか」 #根源力死2000万相当を押さえている。
# 緋璃:「コゼットさん自身が悪いとは、思えません。私にとってコゼットさんは、ただ一人の女性です」
# 緋璃:「彼女の過去にそういった事情があったからといって、そのせいで出来ることまでやめるべきなんですか?」
# 皇帝竜:「親しい人物の、友人の墓を暴かれてそれを言いなさい」
# 芝村:何千年の前の風景が頭をよぎった。竜が目を細めて、だれかに頬を撫でられている。
# 芝村:10 9 8
# 緋璃:「……ごめんなさい。でも、今から墓を暴くというなら私だって止めます」
# 芝村:竜は光を消した。
# 皇帝竜:「話をきこう」 皇帝竜は待っている。
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# 緋璃:「ええと、私はこれは第1世界で、物語として聞いた話になります。不正確な点があったら、海法さんのほうから補足お願いします」
# 緋璃:「かつて、セプテントリオンという組織が第5世界で彼女のクローンの研究をしていたとききます。その時に生まれた子の一人が、東原希望さんです」
# 緋璃:「彼女はその後、青の厚志さんと出会い、後にオーマとなった、と。その後、海法さんや是空さんとも親しくしていた、と。私が知ってるのはこれくらいです」
# 緋璃:「卑怯な言い方かもしれませんが、私たちはセプテントリオンとは常に戦ってきました。死んだ人のクローンを作るのが正しいこととはも思えません」
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# 海法:ロッシさんと竜の許可を得て、口を開こうと思います。
# 芝村:皇帝竜は海法を見ている。見られただけで死にそうだ。
# 海法:おなかに力をこめて 「セプテントリオンと戦う中で、私は娘と出会い、多くのことを教えられ、共に闘いました」
# 皇帝竜:「……」
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# 芝村:空間が開いて是空と風杜が現われた。コゼットも。
# 是空:「よっと。やぁおまたせ」
# 風杜神奈:「お待たせしました」
# 白石裕:「おかえりなさい」
# 是空:「あれ? もめてる?」
# 高原:「おつかれす」
# 是空:「皇帝竜殿。人がどうにかするための手段として、娘を連れてきました。約束通り、我らの根幹を紹介したい」
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# 皇帝竜:「呪われよ。裏切り者ラスタロロス…………」 皇帝竜は大きく羽ばたいた。
# 皇帝竜:「シオネの円環は周辺世界を殺す最悪の手段、その力、努々注意を怠るな」
# 芝村:コゼットの金髪が凄い風に揺れている。プラチナに見える。
# 皇帝竜:「しばしだけ待つ。世界の処遇、ウォータードラゴンに預ける」 皇帝竜は消えた。
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# ▼宰相府藩国に戻ったプレイヤー達
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# 皇帝竜との話し合いが終わった後、プレイヤー達は宰相府藩国の秋の園に帰還し、
# コゼットさんによる絶技、シオネの円環が使用されることに。
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# ・世界の謎萌え追い隊@Wiki シオネの円環
# http://www4.atwiki.jp/orangemoon/pages/861.html
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# 芝村:なにもかもが、退屈に見える。ここは秋の園だ。
# 海法:「紀子が帰ってきてまだ俺たちも生きてる」 へたりこんでます。
# 是空:「どした? 海法。こっからだろ?」
# 海法:そうか。そだった。立ち上がって、池に頭を下げます。
# 高原:「約定、確かに」 ちーん、と池に向け、金打します
# 白石裕:「娘は世界を救う…娘、いいよね」
# 緋璃:「ごめんなさい。ありがとう、ございます」(小さくつぶやくように)
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# コゼット:「……なんであんなに悲しんでいたんだろう……」
# コゼット:「……あの竜は?」
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# 海法:「お帰り」
# 是空:「コゼットが一番あの方(竜)のキモチがわかるのかもね」
# 是空:「さぁ。皆! NWの危機はさってないぞ!! ……ってか、コゼで対応できるのかしら??」
# 高原:「やるしかないんでしょ」
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# コゼット:「何をすればいいんですか」 コゼットは不思議そう。
# 是空:「えーっと。誰か状況説明おねがい。で、コゼでダメなら別案行こう……ないけど」
# 芝村:コゼットは何をすればいいかわからないのと、竜に気持ちをひっぱられているので、心が揺れている。
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# 海法:「魔力が集まりすぎてバランスがくずれだした」
# コゼット:「アンチマジックペリーのジャムなら、おうちにあります」
# 是空:「コゼ。この世界の風が見えるかな? お前さんと同じようにゆらいでる。ジャムでも足りないくらい。大きく」
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# 芝村:コゼットは難しい顔。
# コゼット:「そうか。魔力が大きすぎて、アンチマジックベリーや世界樹でも難しい。シオネの円環、ですね」
# 是空:「危険な賭けだけど。周辺世界を殺す最悪の手段だと言われたけど。そう……円環だ。使える?」
# 是空:「なんだか知らんがお前は俺の娘だ。誰がなんと言おうとも、立派な……俺らの娘だ」
# 芝村:シオネはため息をついた。
# コゼット:「……できます」
# 是空:「じゃあお父さんついて行くから。危なくなったら一緒に「わー!」と、言おう」
# 是空:「お前が危険にさらされるなら、この場の全員も同じ思いをする。お前が命を賭けるならば賭ける。共に死ぬこともいとわないメンバーだ」
# 是空:「ムシのいい話だけど。この世界を救ってくれないか?」
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# 芝村:コゼットは迷っている。竜に心をひかれているようだ。心に整理がついていない。
# 緋璃:「彼も、それを願っていると思います。好き好んでNWを焼き払うような人ではありません」
# コゼット:「竜が、人………」
# 海法:「竜がNWを焼き払うことを一時決定してね。それでお願いにいってたんだ」
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# 芝村:コゼットはなにか納得したようだ。
# 芝村:顔をあげて絶技詠唱を始めた。地面が同心円状に沈んだ。幾重にも。
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# 芝村:朝の風は岩陰に 優しき腕は窓より流れ
# 芝村:万物の調停者にして古きもの 全ての力を従えし列王の王 風の中心に座す、偉大なる御名、遠い私の名において
# 芝村:万物の調停者のまたものたる 7人の父の娘たる我は、誓願によりて魔術を使役する。
# 芝村:完成せよ シオネの円環……!
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# 芝村:あげた左手の上に円盤が出現した。
# 芝村:周辺魔力を動力に、ただ際限なくくるくるまわるだけの円盤は、少しずつうかびあがりながら手を離れた。遠く、青空へ消えていく。
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# ・5月13日 NWCログ 23:51 同時刻。NWCでの芝村さんの発言
# 芝村:各地で空間のゆがみが減っている。白い竜は姿を消した。森の腐食と増殖が止まったようだ。
# http://cwtg.jp/nwclog/2011/5/13.html
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# ▼ゲーム終了後の様子
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# ゲーム後、芝村さんの発言によると、各藩国は混乱しており、石化対策なども必要なようです。
# これからのアイドレスプレイヤー達による連携や協力、そして今後の電網適応アイドレスのゲーム展開に、注目が集まります。
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# 芝村:ということで、解散しますかね。リザルトどうしよう。参加者は全員と言えるくらい広い範囲だが。
# 海法:あ、リザルトがあったのか。これ、魔法熱対策も引き続き必要なんでしょか?
# 芝村:魔法熱はさておき、国内めちゃくちゃ。石化対策も必要よ。
# 緋璃:ええと、国内復興と石化対策しつつ、多分次のイベントで宇宙の敵をどうにかしつつ終末の回避、と。やること多いな!
# 芝村:まあ、リザルトは、窓に参加した人々に、根源力二万。準参加者に根源力一万でいきましょう。
# 芝村:では解散しましょう。お疲れ様でした。語民官とか叙勲できるようおねがいね。